CPE生産技術者マネジメント資格は、生産技術者として必要とされるマネジメントスキルの能力をより明確にするために、
2019年1月期の試験から名称が「CPE」から「CPE-B級」に変わります。
「CPE-ME」は、2019年11月期の試験より、「CPE-A級」とし、生産技術分野のプロフェッショナルとしての総括的なマネジメントを身に付けていることを証明します。
※すでにお持ちいただいている資格の価値が変わることはございません。
トヨタ自動車 平田様 インタビューその2|生産技術を起点としたこれまでのキャリアは
トヨタ自動車 MS車体生技部設備技術室 主幹
平田 正成様
CPE資格(現在のCPE-B級資格)の資格取得者インタビューをお伺いしました。
(聞き手:日本能率協会 資格制度事務局 勝田 / 中本 / 柏原)
※敬称略
生産技術を起点としたこれまでのキャリアは
勝田
平田さんはずっと生産技術者としてキャリアを積んできたのでしょうか。
平田
私は入社してから10年間、プレスの生産技術の職場に所属しており、リーマンショックの前後を経験しています。
リーマンショック前は、新しい工場・ラインをどんどん入れており、若かったこともあり一歩引いて業務内容を考える時間もないまま、慌ただしく過ぎていったように思います。
リーマンショックの後は、組織の収益力を高めるよう、原価低減をずっとやっていましたね。
当時を振り返ると、どちらかというと技術的に深堀りしていくことに集中していた時期で、視野を広く持つことはできていなかったように感じます。
2014年に1年間、堤工場の車体部、つまり製造部に異動し、プレスの製造現場をサポートする役割を与えられました。
製造部では、部品の品質を上げるために現場がしている苦労を知りました。
また、設備や金型を使っていくことの難しさや大切さも、この時に学びました。
日本で1年の製造経験を経て、海外へ出向しています。