CPE生産技術者マネジメント資格は、生産技術者として必要とされるマネジメントスキルの能力をより明確にするために、 2019年1月期の試験から名称が「CPE」から「CPE-B級」に変わります。
「CPE-ME」は、2019年11月期の試験より、「CPE-A級」とし、生産技術分野のプロフェッショナルとしての総括的なマネジメントを身に付けていることを証明します。
※すでにお持ちいただいている資格の価値が変わることはございません。

トヨタ自動車 関口様 インタビューその3|20年後も通用するラインの設計に必要なこととは?

(聞き手:日本能率協会 CPE事務局 中川雅志)

20年後も通用するラインの設計に必要なこととは?

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中川
CPE資格に取り組む以前に、生産技術部門として課題と感じていたことは何ですか。

関口
私共の分野は、基本的にはOJTで教育されてきたメンバーがほとんどです。
逆にいうと、自分が担当していない分野のことは、経験も全くなく、勉強する機会もあまりないのが実情です。

いろいろな関係部署と業務を進めていくうえで、相手の部署の役割や課題、あるべき姿というのは、想像や推定で補うしか考えられませんでした。

これがCPE資格に取り組む前に考えていた課題ですね。

中川
実際の業務で相互のコミュニケーションが難しかったことはありましたか。

関口
コミュニケーションは十分に取れていました。
ですが、部署や分野が違うと、相手の立場や目指すところをなかなか理解し難い、という状況でしたね。

CPEの取り組みでは自分の部署以外のところも学べます。
CPEの勉強を通じて、他部署や自身が経験していない分野の仕事について、理解がより深まったように感じています。

中川
関口さんがCPEを受ける前も、新しいラインの立ち上げで他の部署と折衝することがあったかと思います。
具体的にどのような方々との折衝が難しかったですか。

関口
今まさに進行中のことですが、後工程になる工場の製造部とのコミュニケーションですとか、前工程になる設計部署との話し合いでしょうか。

やはり新しいラインとなると、これから10年も20年も競争力のある製品を作り続けなければなりませんから、将来を見据えた仕様にする必要があります。

そこでまず、前工程の技術部門との話し合いに時間を取るようにしました。

その一方で、後工程になる製造部に対しては、現状の課題をクリアしつつ、より生産性を高めるにはどうすればいいのか、後の工程からの要望をどう具体化したら良いのか、しっかりコミュニケーションするように気をつけています。

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