CPE生産技術者マネジメント資格は、生産技術者として必要とされるマネジメントスキルの能力をより明確にするために、
2019年1月期の試験から名称が「CPE」から「CPE-B級」に変わります。
「CPE-ME」は、2019年11月期の試験より、「CPE-A級」とし、生産技術分野のプロフェッショナルとしての総括的なマネジメントを身に付けていることを証明します。
※すでにお持ちいただいている資格の価値が変わることはございません。
NECインタビューその6|短期集中型勉強のメリットとは?
(聞き手:日本能率協会 CPE事務局 中川雅志)
短期集中型勉強のメリットとは?
中川
吉田さんのCPE受験に当たっての障壁などお聞かせください。
吉田
私も勉強する時間をどうやって確保するかということが、最大の課題でした。
私の場合は毎日、何時間と決めて勉強するというのではなく、土日まとめて一気に勉強するかたちにしたので、約1カ月くらい続けました。
土日を使って如何に中身を理解するか、本の読み込みが中心でした。
中川
1カ月間、土日だけですと、勉強期間はだいたい8日間くらいになりますが、1日にどれくらい勉強したのですか。
吉田
隙間時間を使いながら、少なくとも4、5時間は勉強しましたね。
例えば、ショッピングセンターに買い物に行くと、家族がいなくなって確実に2、3時間は空くので、そこを勉強時間にあてていましたね。
中川
そうしますと1カ月で40~50時間くらいになりますね。
勉強方法はひたすら読んだのですか。
吉田
読んで、あとは小田が申したように、先達の資料からキーワードを抽出して、そこの部分が他とどのように関連付けがあるのかを覚えました。
私は言葉の暗記が苦手なので、関連付けだけを一生懸命勉強しました。
中川
暗記に力を入れるというより、全体の流れ、内容の紐づけで覚えたのですね。
吉田
そういうところですね。
中川
やはり、業務との両立しながらの時間の確保が1番大変ですよね。
ありがとうございます。
次の質問ですが、CPE資格に取り組もうとした決め手と、勉強中のモチベーションの上げ方があれば、教えてください。
吉田
決め手ですか。
私の場合は、上司から降ってきたのではなく、こういう資格があることも知っていましたし、いずれ取らなければとの想いがありました。
あとはタイミングですが、たまたまCPE推進者から、会社で推薦しているので受けてみないかと言われたのがきっかけですね。
私の場合、生産技術的な業務をやっていなかったので、かなりハードルが高かったですね。
中川
CPE勉強中のモチベーションの維持の仕方はいかがでしたか。
吉田
かなりの長期間になるとモチベーションを保つのはつらいかもしれませんけど、私の場合は1カ月ちょっとの期間ですから。(笑)
集中するのはそれほど難しくはありませんでしたね。
中川
小田さんがCPE資格に取り組もうとした決め手と、勉強中のモチベーションの上げ方について教えてください。
小田
決め手は、上司からのトップダウンですね。
私の周りにもホルダーが多いので、私も取ってみようと思いました。
モチベーションを維持するのは、周りを見ていて受けた人間は全員合格しているので、モチベーションというよりプレッシャーがあって、それが継続する励みになりました。
私の周りだけでも20名近くはホルダーがおります。